あの日の誰かのためのブログ

自分のできることから少しずつ。

セカンドオピニオンは”挑戦の証”

今回は、セカンドオピニオンを受けてみて思ったことや

考えたことを書いていきたいと思います。

 

基本的にセカンドオピニオンは本人が受けることになっていますよね。

家族が行く場合でも委任状が必要など、

まだまだ厳しいところがあるなと感じます。

入院中で行けない方も結構多いのではないかと思います。

 

コロナによってオンライン化が進んだ世の中ですから、

融通が利くようになるといいなと思ったりもします。

 

やはり本人と医師が直接話すことって大切だと思うのです。

代理人では伝えきれない思いなどがあると思うからです。

 

 

そして看護師である私にとって、この経験をするまでは

セカンドオピニオン」というワードは

どこか非現実的なものでした。

 

医療者なのに?と思いますが、

関わりの少ない分野に関しては

無知なことも多いのが現状です。

「そういうのが今の医療の主流」という感じで、

恥ずかしいことにどこか他人事に思ってきた部分がありました。

 

今回の経験によって、たくさんのことに気が付き学ぶことに繋がりました。

 

セカンドオピニオンは”挑戦の証”だということです。

人それぞれ色々な捉え方があると思いますが、

母と私にとっては、開拓の一手でした。

 

やってみないとわからない、聞いてみないとわからないことは、

聞いてみないとわからないのです。

 

自分の病院にセカンドオピニオンとして

受診されてくる方を目にすると、

今はそっと心の中で健闘を祈るようになりました。

 

これから受ける方、考えている方、

そっと応援しています。

結果がどうであれ、行動した自分を、

自分たちを認めてあげてくださいね。

 

セカンドオピニオンからの学びは、

家族としても看護師としても大きいものでした。

 

この時期の母は、”口から食べるようになる”ことを大切にしていました。

セカンドオピニオン結果は根本的な解決に至るものではなく、

母も私もまだあきらめられない部分がありました。

 

他に何か方法があるのではないかと思う日々。

探せばあるだろうという期待。

 

それからの日々は少し辛いものなるのですが、

人の冷たさや温かさを知る経験となりました。

 

次回は、1回目のセカンドオピニオンを終えての病院の変化や、

2回目のセカンドオピニオンに至るまでをお話していきたいと思います。

 

少しずつ更新していきたいと思っています。

そっと読んでくださっている方、

初めての方にとっても、何かになればと思います。

ありがとうございました。