あの日の誰かのためのブログ

自分のできることから少しずつ。

病院で迎えた2020。

誕生日もクリスマスも初めて病院で過ごすことになった母。

「もう年内に家に帰るなんて夢の話だね」と諦めの気持ちも吐露していて。

 

今でもよく覚えているし、後悔していることですが、

12月30日に小さなことから喧嘩になった私と母。

確か、、「最近足浴やってくれない」ってブツブツ言われて、

「こっちにも仕事があるんだから。」みたいな返答をして、

そしたら「もうしばらく来なくていい」って言われて。

売り言葉に買い言葉で、私もじゃ来ないからねと言い放って帰ってきてしまったんです。

 

でもその帰りに、そのやりとりを思い出して自己嫌悪になって。

この言葉を最後にもう会話できなかったらとか、

闘病頑張っている母になんてひどいことを言ってしまったんだろうとか考えて。

確かに理不尽なこともあるけど、そこは大きな心で関わりたかったし、

言葉を選ぶべきだったなと深く反省しました。

 

この年の大晦日は私は年越し夜勤だったので、

結局夜勤前に顔を見に行くことにしました。

会いに行ったらお互い何もなかったかのように普通に会話して終わりました。

 

そして、ついに、病院で2020年を迎えることになりました。

お互いにそれぞれの病院で年越しをした奇妙な経験です。

 

元旦も面会に行って、新年を一緒に過ごしました。

クリスマスとか年末年始は家族で過ごすイメージがあり、

これまで長年家族と過ごしてきた母を一人にすることができなくて、

なんだかんだ年末年始は毎日面会に行っていました。

 

そんな私は社会人になってからそういうイベントごととは無縁なんですけどね(笑)

 

 

今回はキリが悪くなりそうなので、短いですがここまでで。

次回からは転院後のお話を進めていきたいと思います。

 

お読みくださった方、ありがとうございました。

では。